○議長(
衞藤竜哉君)
麻生税務課長。
◎
税務課長(
麻生和男君)
課税免除の実績でありますが、平成28年度からの実績をお答えいたします。 平成28年度は1件で298万1,200円、平成29年度は3件で4,833万9,700円、平成30年度は5件で4,385万9,300円、令和元年度は5件で3,831万6,900円、令和2年度は6件で463万7,600円、令和3年度は4件で772万8,800円となっております。 今後の見込みでありますが、令和3年度に
課税免除となった法人が、引き続き令和4年度は2法人で610万5,800円、令和5年度は1法人で430万2,800円となる見込みであります。 今回の新過疎法の施行による
課税免除の
対象事業の追加、
取得価格の
要件緩和等は、令和3年4月1日以降に取得された設備から適用されますので、令和4年度課税分以降の
課税免除に適用されます。 なお、
対象事業の追加や
取得価格の要件の緩和等が行われたことから、
課税免除の申請も増加することが予想されます。なお、現時点では、令和3年4月1日以降に取得された設備につきまして、
課税免除の申請等は出ておりません。 また、
課税免除につきましては、市税の
固定資産税のほか、県税の事業税、
不動産取得税も対象となる場合があることから、申請があった場合の
実地調査等は県と共同で行っておりますが、現時点では県から
課税免除の申請の情報等はないことから、今後の新たな
課税免除の
対象設備等は、現在は把握できていない状況であります。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 分かりました。 最後に、本
条例改正や
過疎地域持続的発展計画を策定することにより、
国庫補助負担率のかさ上げや国・県などからの
優遇措置があれば、お答えください。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君)
過疎地域持続的発展の支援に関する
特別措置法では、法第8条において、
過疎地域持続的発展市町村計画の策定を定めることとなっております。 この中で、
特別措置法で講じられている措置につきましては、まず、
元利償還金の7割が交付税措置されます
過疎対策事業債の発行の継続、国税の減価償却の特例の継続、また、先ほども述べましたが、地方税の
減収補填措置の継続。そして、
国庫補助金関係でございますが、
公立学校等に関する
国庫補助率を通常2分の1から10分の5.5へのかさ上げ、防火水槽などの
消防施設の建設に関する補助金、通常3分の1から10分の5.5へのかさ上げなどの継続、また、
金融措置としましては、
日本政策金融公庫等の
政府系金融機関による低利融資などの国の負担や補助金の割合などの継続を行うことになっております。 今回提案させていただいております
豊後大野市過疎地域持続的発展計画によりまして、
過疎対策事業債や補助金など財政上の
特例措置を受けて事業を継続してまいりたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第71号議案の質疑を終わります。 次に、第72号議案については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、第73号議案
豊後大野市
浄化槽整備推進事業施設条例の一部改正については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 第73号議案
豊後大野市
浄化槽整備推進事業施設条例の一部改正についてお伺いいたします。 この条例の改正に向けて、7月27日、7月30日、8月6日の3日間で、合計8回の説明会がありました。該当者である662人の参加が望ましいと思うんですが、実際何名の出席があったのか。また説明会では当然市民からの意見もあったように存じております。その意見に対してどんな評価をしているのかお伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
足立上下水道課長。
◎
上下水道課長(
足立宏幸君) まず、
市町村設置型浄化槽の個人移譲に係る説明会への出席状況でありますが、議員が言われました662名から休止等を除いた対象者615名にご案内し、出席者は186名と全体の3割でありました。 説明会では、「現行のままでお願いしたい」、「
事業導入時に
事業完了後10年で個人に譲渡するとは聞いていない」、「受け取らない場合はどうなるのか」、「
維持管理費用はどう変わるのか」、また、「今すぐ譲渡を受けることができるのか」、「家族が多いので早く譲渡してくれればよかった」などのご意見、ご質問をいただき、それぞれについて説明と回答をさせていただきました。 全体的には、他の町では
合併処理浄化槽は個人が維持管理し、
市町村設置型浄化槽のみ市が維持管理していることを初めて知ったという方が多いようでありました。 説明会の結びには、今回の取組の目的であります「市内全体の
合併処理浄化槽使用者の公平性の確保」について、それぞれのご家庭の現状と将来計画にも照らしてご検討いただき、ご理解とご協力をお願いしたところであります。 以上のことから、当面は費用面で現行より安くなる方、現在より小さな浄化槽に転換したい方、そして、取組の趣旨にご賛同される方から譲与計画に応じていただけるものと捉えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 当日の資料を見せていただきますと、今、いいような発言もいただきましたけれども、70%ぐらいの世帯で料金の値上がりが想定されるような状況であります。 その中でも、今回の条例の改正については理解を示していただく方もいらっしゃると思うんですが、実際に説明会に来ていなくて具体的な話を聞いていない方であるとか、ちょっと疑義を持っているような方たちへの理解を得るための取組というか、要は30%しか出席しておりませんので、残りの70%ぐらいにはどういう方法でまた理解を求めていくのか。計画があれば、お伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
足立上下水道課長。
◎
上下水道課長(
足立宏幸君) 説明会に実際に出席されなかった方の状況についてでありますが、
案内状送付から説明会までに約2週間ほどありました。その間に、
上下水道課に今回の内容についての確認のお電話または来庁していただいた方が十数件ございまして、その場でご説明をしたところであります。 また、今回の
関係者説明会に先立ちまして、緒方町の
自治委員会で、今回の取組の概要についてご説明申しております。したがいまして、
自治委員を通じて事前に内容を把握された方については、出席まで至らなかったと推測をしております。 また、今回の
案内状発送の相手については、実際に使用料を納めていただいている方を対象に行いましたが、県外を含めて45件そういう方がおりまして、日程的に出席がかなわなかったと捉えております。 また、説明会の案内文書の中には、個人移譲が可能になりましたら改めて説明の案内を送付する旨、記載をしてございましたので、それで出席まで至らなかったものと捉えております。 また、現在、
新型コロナウイルス感染拡大の状況であります。我々としましても対策を講じての開催といたしましたが、その辺を危惧されて出席に至らなかったものと捉えております。 なお、全員の方には、また今後、今回の
条例改正案等が議決されましたら、全員の方に
関係資料等をお送りしまして、最終的には個別個別の契約となりますので、それぞれの対象者に対して丁寧な説明を行っていきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 続いてですけれども、今回の条例の改正については、いわゆる譲与できるという、できる規定の条文の追加、条文の整備ですけれども、この
譲与手続です。これは、今、個別に連絡をするということですけれども、いつ頃から始まって、最終がいつまでか。今回の
町村設置型の
合併処理浄化槽の廃止が、最終的にいつ完了する予定なのか教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君)
足立上下水道課長。
◎
上下水道課長(
足立宏幸君) 次に、譲渡手続につきましてですが、先ほども申しましたが、今定例会に上程しております
条例改正案及び関連予算の補正案につきまして議会のご決定がいただけましたなら、10月中には関係者の皆様に説明資料、
譲与手続のフロー図、
譲与契約書、
浄化槽管理者変更報告書及び
保守点検業者希望アンケートを送付することとしております。 譲与契約の完了予定につきましては、第2回定例会後の
全員協議会でご説明したとおり、令和5年度を目標としております。これにつきましては、令和6年度から
公営企業会計へ移行するようにとの
総務大臣通知による要請及び現在の浄化槽の清掃後の点検による修繕等を考慮したことによるものであります。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) すると、今回の条例の改正については、先ほど言いましたが、できる規定というような、ちょっと穏やかというか、「こうしなければならない」ではなくて、「できる」ということですけれども、例えば令和5年度末で
町村設置型浄化槽が20基とか、10基とか、そのくらい残っていた場合は、それでもそこの会計だけ
企業会計にしなければいけないのでしょうか。市の立場、スタンスとしては、もう
町村設置型の浄化槽の会計はそのままなくしてしまいたいんだろうなとは思っているんですけれども、そこら辺はどうお考えでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
足立上下水道課長。
◎
上下水道課長(
足立宏幸君) 先ほど申し上げましたとおり、私どもとしては目標年度を令和5年度いっぱいと考えております。これから使用者の皆さんに対しまして、議会の議決がいただけましたなら、まず最初の
譲与契約書等の送付を行うことにしておりますので、その結果を見て、また、残った方については、令和4年度、令和5年度、丁寧な説明をしまして、我々の取組の趣旨にご理解をいただいて、契約に応じていただきたいと考えておりますので、目標年度以降のことについては、現在、具体的な考えはありません。一応令和5年度中にご協力いただけるように、誠心誠意取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) この
生活排水事業、今のところ
豊後大野市内には4つあると思うんですけれども、
下水事業に当たっての1人当たりの
年間使用料、
農業集落排水の1人当たりの
年間使用料、
町村設置型の
合併処理槽の1人当たりのコストの試算というか、そういうものがあれば教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君)
足立上下水道課長。
◎
上下水道課長(
足立宏幸君)
下水道事業等の1人当たりの
年間使用料についてでございますが、令和2年度の実績で見ますと、
公共下水道が2万1,354円、
農業集落排水が2万4,815円、
浄化槽施設が1万7,986円となります。 しかしながら、
公共下水と
農業集落排水については水道の使用料を基に料金算定をしておりますが、
浄化槽施設につきましては使用世帯の人数により算定していますので、使用料の
コスト比較はできません。しかしながら、施設の
維持管理費から見ますと、
処理施設の数や規模などから、高い順に
農業集落排水、
公共下水、
浄化槽施設となります。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) この
生活排水事業についてですけれども、国の整備状況は91.7%です。大分県が77%、それに対して本市が66.2%と、非常に残念な状況というか、整備されていないのが現状であります。 今回の条例の整備と併せて、
豊後大野市は
生活排水事業にどういう手を入れていくのかということで、この条例に併せて
合併処理浄化槽の修繕料の補助要綱であるとか、例えば、10人槽からちょっと世帯の構成人数が減ったので5人槽に変更したいというような規模変更に関する費用の助成が、この条例の改正と併せて同時に整備されるとか、そういう予定があるのかお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
足立上下水道課長。
◎
上下水道課長(
足立宏幸君)
市町村設置型浄化槽の処理費については、現行、市が管理する施設ということでありますので、
ブロア修繕、蓋の修繕等は日常的に行っております。また、今回の譲渡契約につきましても、最終的な抜取りが終わった段階で細部にまで点検をして、修繕箇所があれば修繕をして引き渡すというふうなことにしております。 なお、大きな浄化槽から小さな浄化槽に転換したいというご希望のお話も聞いておりますが、その点については、国の
補助事業もありませんし、市の
補助事業もございません。今のところ、
合併浄化槽から
合併浄化槽への
転換補助事業については考えを持っておりません。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 先ほども言いましたけれども、本市の
環境衛生事業の取組を考えたときに、そういう手だても踏まえて同時に今回の条例の提案をしてほしかったなというのが、私の心情であります。これについては、もう回答は要りません。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第73号議案の質疑を終わります。 次に、第74号議案から第76号議案までの3案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。
---------------------------------------
△第77号議案の質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第17、第77号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略することに決しました。 本案について、これから質疑を行います。 第77号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第6号)は、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第6号)です。 2款1項4目、補正予算書14ページ、別冊13の8ページ、ふるさと応援寄附金について質問いたします。 企業版ふるさと納税事業についての詳細をお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 平成28年に企業版ふるさと納税制度が創設されております。企業版ふるさと納税は、その名が示すとおり、企業を対象とした自治体への寄附に対する控除制度でございます。企業が寄附を行った場合に法人関係税から税額控除をする仕組みでございます。 寄附の対象でございますが、国から地方再生計画として認可されました本市でいきますと
豊後大野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の事業に対して、企業が寄附されたことによりまして税額控除されるという仕組みとなります。また、寄附金額の下限は10万円からとなっております。 令和2年10月より制度が改正されまして、従来は企業が自治体に寄附した際に控除される金額が最大6割でございましたが、最大9割が削減され、自主的な企業の負担が約1割まで圧縮されるということで、活用のメリットも大きくなっているという状況でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 今注目されています企業版ふるさと納税ですけれども、これは一般のふるさと納税と一緒で、基本的には市内の企業が
豊後大野市にした場合は返礼品等は送らない。そういったのはいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 市内の企業につきましては、一応控除制度がございません。しかしながら、寄附制度ということで、市内、市外問わず寄附をお願いしたいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) しっかりアピールして、ぜひ企業版のふるさと納税、たくさん入れるようにしていただければと思います。 続いて、通常のふるさと納税の今現在出品している事業所から、例年に比べ発送数が非常に少なくなっているんですけれども大丈夫かといった問合せをいただきました。前年と比較し、令和3年のこれまでの実績を伺います。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) ふるさと納税制度につきましては、令和2年度は2億7,466万4,000円、令和元年の1億5,843万7,000円に比べまして1.7倍となりました。この要因は、新型コロナの感染症の影響である巣籠もり需要と言われている影響と、令和元年度は品数が240品目でございましたが、令和2年度から260品目へと事業者のご尽力で伸びた影響だと考えております。 今までありました品目が少なくなったということでございますけれども、本年4月から8月までの寄附金額は5,197万6,000円と、昨年同時期の…… 〔「議長、すみません。ちょっと速くて聞こえないんです」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) もう少しゆっくり答弁をお願いします。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) ただいまご指摘のありました品数が少なくなっているということでございますが、本年4月から8月までの寄附金額は5,197万6,000円と昨年度同期の72.7%ということで、今ご指摘のとおり、コロナ禍の中での寄附金のニーズなどの動向が読みづらいという状況でございます。引き続き、今回、体験型の返礼品なども取り入れて、返礼品のさらなる充実に取り組むとともに、ホームページなどの周知の方法やグレードアップを考えながら、情報発信などを積極的に推進していきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 72.7%、前年比ということですけれども、今、
豊後大野市が頼んでいるサイバーレ
コードは、県内でもいろんな自治体のふるさと納税を取り扱っているというところですけれども、そこに聞くと、近隣市は実際増えているんです。巣籠もり需要も、実際、昨年からコロナ禍で、今も現在も続いて増えていて、ほかの自治体はどんどん金額が増えている。 しかし、
豊後大野市は72.7%、下がっている。これに対して、12月までもう時間がないですけれども、強化策、対策等はいかがお考えでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) ただいまご指摘がありましたように、金額は昨年度に比べまして低くなっております。そういったことも含めまして、なかなか昨年度の品目でありました巣籠もりの需要を再度、あと数か月でございますけれども、ブラッシュアップしながら考えたいと思います。 いわゆるふるさと納税の三種の神器と言われます果実、肉、お米ですか、そういったものを参考にしながら、ほかにはない
豊後大野市で独自のメニューで進めてまいって、新たな品目をできるだけ早く出して対応させていただきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 今、三種の神器と言いました。お肉、お米、本当に他市と比べてください。同じ金額を寄附しても内容量が
豊後大野市は全然少ないんです。これは、総務省から決められた50%以内にしなきゃいけないし、今、出品者には、
豊後大野市は23%以内で抑えてくださいというふうにきっちり守ってやっているので、そういう部分で、同じ1万円で寄附しても、
豊後大野市は肉が仮にですけど600グラム。でも、他市を見てください。1キロ出しているところもあります。正直、いろんな人から話を聞いて、都市部の人に聞くと、やっぱり量なんです、内容量。これの部分に関して、しっかりと事業者と打合せをして充実を図っていかなければ、ふるさと納税は伸びてきません。特に、海産物のない
豊後大野市は、そういった部分でしっかりやっていかなきゃいけないんではないかなと思っております。 また、竹田市は、ふるさと納税に従事している職員は4名いると伺っております。人と広告費をもっとかけるべきと思いますけれども、その辺は、課長、いかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) いわゆるふるさと納税の制度でございますが、人もそうでございますが、特に広告費等の経費については、一応経費が50%というルールがございます。そこはまた、その中で対応していきたいと思いますし、本市でも、今まで進めていたふるさと納税、過去から比べますと、かなり寄附額は上がってございます。品目も増やしていくということで、先ほど言いましたように事業者と膝を交えて、どういったものが必要かというニーズを捉えながら対応していきたいと考えています。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 続きまして、3款1項4目、補正予算書16ページ、別冊13、11ページ、男女共同参画社会啓発事業についてお尋ねいたします。 新聞の1面にも掲載され、注目の大きさがうかがえるパートナーシップ制度、ファミリーシップ制度の導入について、新聞記事を見て、高齢者の方より、あれはどういったことなのかという問合せが数件ございました。LGBTをはじめとする多様性については、まだ認知や理解が進んでいないことも実感いたしました。しかし、この制度を機運として、多様性を理解してもらえるよいきっかけだとも感じております。 そこで、疑問に感じている点を数点ご質問いたします。 説明では、市営住宅や市内の県営住宅に入居できるといった説明を受けましたが、大分県としてもここに関しては承諾をいただいているのでしょうか、お尋ねします。
○議長(
衞藤竜哉君) 廣瀬人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(廣瀬宏一君) 県営住宅におきましては、県の管理の規程の中で、パートナーシップにつきましても入居を可能とするというふうに変更をしてございますので、対応可能と考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 分かりました。 この制度をスタートさせることにより、関連で市の
条例改正が必要になってくる部分があれば教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 廣瀬人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(廣瀬宏一君) ただいまの
条例改正の必要につきましてでございますが、現時点では、
条例改正を行わずに運用の範囲で対応可能と考えております。 なお、今後、要綱等を精査していく中で、市の条例関係との整合性についても精査をしてまいりたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) 分かりました。 次に、ファミリーシップ制度についてです。 子供自身が未成年で、登録というか、申請ができると伺っておりますけれども、子供が未成年で、本人の意思において、やっぱり私はファミリーシップから抜けたいんだというふうになった場合、どのような手続を取るのか。その辺についてお伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 廣瀬人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(廣瀬宏一君) ただいまのご質問でございますが、基本的に宣誓時には親権者である親の意思によって宣誓するということにしております。子供が未成年であるということも条件にしているところでございます。さらに、パートナー同士、それからファミリー同士が良好な関係を築いているということも条件につけさせていただいております。 したがいまして、今のところ、子供による一方的な解除ということではなく、双方、親御さん、そして子供が納得、合意の上で解除するというふうにしたいと考えております。 なお、虐待とか、そういった事案等がある場合は、個別に対応してまいりたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) この後でちょっとまた質問しますけれども、子供自身もある程度、中学生になって、高校生になって、意思がはっきりしてきて、私は何でパートナーシップに入っているんだろうなという疑念が生じたりとか、そういった部分がある場合は、市としても適切に処理、対応をしていただければなと思っております。 次に、周知及び啓発について伺います。 市民のほうも、先ほど言いましたように、なかなか理解が難しい、非常にセンシティブな内容になっておりますけれども、周知啓発が大変重要になってくるのではないかなと思っております。この制度を使ったパートナーや子供が差別を受けるのではないかと危惧している声も聞きますけれども、その辺に対する配慮についてはいかがお考えでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 廣瀬人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(廣瀬宏一君) 今、議員がおっしゃられましたように、まだまだLGBT、性の多様性、そういったことに関する認知度というのは高くないといったところが現状でございます。 現在、既決の予算で啓発等の予算も頂いておりますし、今回、補正予算で横断幕や卓上旗、それから広報用のパンフレットの印刷代金等の補正予算を計上させていただいております。当然そういった啓発用の用品等も活用しながら、そしてまた民生委員や地域人権教育啓発推進協議会の委員の皆さん、それから公民館連続講座といった場を活用しながら、教育、啓発に努めてまいりたいと思っております。 それから、子供のいじめ等の心配につきましてですが、特に学校教育課、それから
子育て支援課、保育園とか、こども園とか、学校現場、そういったところとも連携を密にしながら、特に学校現場、教育現場にも、実際そういったLGBTの子供たち本人もいらっしゃる可能性があると思います。親御さんとファミリーシップを組むその子供という意味合いと、LGBTの当事者という意味合いもございますので、しっかりした支援もできるように関係機関と連携を深めてまいりたいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、
後藤雅克君。
◆7番(
後藤雅克君) この制度は非常にいい制度だなと思っておりますので、しっかり市民にご理解をいただいて、事業を推進していただいて、活用していただければと思っていますので、よろしくお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) それでは、1項目についてお伺いいたします。 予算書の19ページです。 4款1項2目予防費の職員手当等についてでございますが、時間外・休日勤務手当が557万2,000円の増額補正となっております。現予算で何時間の時間外勤務を見込んでいて、何時間増える見込みなのか、お伺いいたします。また、併せて8月までの実績をお伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 羽田野
市民生活課長。
◎
市民生活課長(
羽田野宏章君) この時間外につきましては、専決予算で当初500万円の予算を組ませていただいております。これにつきましては、時間数でいきますと1,600時間ということで計画をさせていただいて、事業実施を今しているところでございます。 そして、今回557万2,000円という予算の追加でございます。これにつきましては、当初組んでおりました予算は、なかなか事業がはっきりと見えていないところでございましたので、約半年間ということの中で見込んでおりました。しかしながら、非常に業務量が多い、大変な業務量だったということで、消化が大変多くなりまして、8月いっぱいで予算が不足しそうだというところになりましたので、今回は9月から12月までということで、4か月間の計画で組ませていただきました。 内容といたしまして、まず、その中に今回新たに集団接種をするということになりまして、その関係の部分が約880時間、それから通常の予防接種に関する事務的なところを1,120時間、計2,000時間の補正ということの内容でございます。 これにつきましては、今まで、そういった中で、一人の職員に非常に事務が集中するということで大変ご苦労をかけたところもありました。今は市民生活課の中で広く業務の分担をしていきながら対応していっているという状況でございますが、事務上、やはりこれだけの時間数の超過勤務が必要ではないかなと考えております。 それから、8月までの実績につきましてですが、8月までで1,401時間、金額で456万5,000円ということでございます。支給した職員につきましては15名で、大なり小なりがありますけれども、支給しているという状況でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 6月定例会の一般質問で、ワクチン担当者の時間外勤務が4月、5月と過労死ラインを超えているという実績がありましたが、7月以降のその担当者の時間外はどのような状況にあるのか教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 羽田野
市民生活課長。
◎
市民生活課長(
羽田野宏章君) 今言われておりますのは1名の職員だと思いますが、議員のお話がありましたとおり、5月で143時間、6月で136時間という大変な時間数でございました。7月からは、少しずつ職員の体制を整える、また業務を分担する、それから業務の変更等を行いまして、少しずつは下がってきております。7月が69時間、8月が43時間ということで、この方が主任ということで、主で行っておりますので、一概にもう全て時間外がなくなるということは、なかなか今のところ難しいんですけれども、何とか今45時間以下というレベルで進めていかせていただきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 今のお話では、8月が43時間ということで、かなり時間外が減っているということが分かりました。ワクチン接種のほうも順調に進んでいるようなので、一安心しているところですが、報道等では、また3回目のワクチン接種等も言われておりますので、今後も一人の職員に過重な負担がいかないように、6月定例会の答弁の際に、
総務課長が、また忙しいときは全庁を挙げて支援をするというふうに言われておりますので、そのところはよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 2項目、質問させていただきます。 別冊13の8ページで、2款1項4目ふるさと応援寄附金事業で、後藤議員からも質問があったんですが、ふるさと納税の説明については先ほどお聞きしました。今回39万3,000円ということで委託されるんですが、委託する業務の内容と事業開始の周知の方法について教えていただければと思います。お願いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回予算に提案しています企業版ふるさと納税業務委託料につきましては、業務の開始に伴うパンフレット1,500冊を作成し、周知を行います。 これは、市内に事業所のある企業の方、今回はコロナの影響もございますので、ダイレクトメールや市ホームページ、SNSなどの情報通信などを使って、積極的な寄附の獲得行動を行っていきたいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 事業開始の周知につきましては、いつ頃からするのかということと、ふるさと納税アップには期待したいと思っているんですが、そのことについて周知の時期です。よろしくお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) これにつきましては、一応パンフレット作成が今回予算を頂いてからになります。これをもちまして行うということで、できるだけ早い時期、予算議決、年内には間に合うように対応していきたいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) ふるさと納税、本当に皆さんからも寄附を頂いて、いろんな財源に使われるかと思うので、ぜひ期待したいと思います。よろしくお願いいたします。 次、別冊12の21ページでございます。 6款4項2目の森林経営管理事業ですが、未整備森林調査業務委託料400万円の事業の内容と委託先が分かればお願いします。 あわせて、森林作業道整備事業補助金、400万円の減額なんですが、理由を教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 関屋
農林整備課長。
◎
農林整備課長(関屋隆君) 未整備森林調査業務委託料は、森林環境譲与税を活用するもので、使途につきましては
豊後大野市林業振興協議会で協議されております。400万円の増額につきましては、令和2年度に未整備森林の調査を行っている緒方地区の一部を追加したいと考えております。 次に、未整備森林調査業務についてですが、抽出された未整備森林に立ち入り、現況の確認を行い、森林の樹種等や密度を調査し、測量設計の後、施業を行うものでございます。 次に、委託先についてでございますが、既決予算では、犬飼町の一部と緒方町の一部105.76ヘクタールの森林現況調査を公益財団法人森林(もり)ネットおおいたに委託しております。 次に、森林作業道整備事業補助金についてでございますが、この森林作業道整備事業につきましても、森林環境譲与税を活用するものでございます。森林作業道整備事業補助金は、未整備森林を施業するための作業道の開設及び補修の補助金でございます。減額の理由としましては、現地調査の結果、開設の補修箇所を確定したものでございます。減額の内訳としては、開設予定延長が100メートル減ったことによる200万円の減額及び補修箇所の減額200万円、合わせて400万円の減額となっております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 森林整備につきましては、土砂災害防止にもつながってくるということで、これからもしっかりした管理をお願いしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告がありませんので、第77号議案の質疑を終わります。 ここで、午前11時10分まで休憩いたします。 休憩 午前10時56分 再開 午前11時10分
○議長(
衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△第78
号議案~第82号議案の質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第18、第78号議案 令和3年度
豊後大野市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から日程第22、第82号議案 令和3年度
豊後大野市
電気事業特別会計補正予算(第1号)までの5案件を一括議題とします。 本5案件について、これから質疑を行います。 第78号議案から第82号議案までの5案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。
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△第71
号議案~第76号議案、第78
号議案~第82号議案の
委員会付託
○議長(
衞藤竜哉君) お諮りします。 第71号議案から第76号議案までと第78号議案から第82号議案までの11案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま申し上げた11案件は、議案付託表のとおり各常任委員会に付託することに決しました。 (巻末237ページに掲載)
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△第83号議案の上程、説明、質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第23、第83号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第7号)についてを議題とします。 本案について、市長の提案理由の説明を求めます。 川野市長。 〔市長 川野文敏君登壇〕
◎市長(川野文敏君) それでは、今期定例会に追加提案いたします第83号議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 第83号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,518万円を追加し、総額287億2,629万3,000円とするものでございます。 歳入につきましては、20款1項1目繰越金に2,958万円を追加し、22款1項2目民生債の隣保館整備事業に1,560万円を追加するものでございます。 歳出につきましては、新型コロナウイルス感染症対策関連として、4款1項2目予防費の予防接種事業に2,388万円を追加し、9款1項4目災害対策費の災害に強い
まちづくり推進事業に480万円を追加するものでございます。 また、通常の補正として、3款1項5目隣保館及びコミュニティセンター運営費の隣保館管理運営事業に1,650万円を追加するものでございます。 なお、補正の詳細につきましては、別冊の説明書を配付させていただいておりますので、お目通しをお願い申し上げます。 以上で、第83号議案につきまして提案理由の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔市長 川野文敏君降壇〕
○議長(
衞藤竜哉君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略することに決しました。 これから第83号議案について質疑を行います。 第83号議案は、質疑の通告がありますので、発言を許します。 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 別冊19の4ページです。 災害に強い
まちづくり推進事業で、避難所新型コロナウイルス対策推進事業480万円がありますが、これの抗原検査キットの使用期限についてと購入のスケジュールについて、分かれば教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 玉ノ井
総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(
玉ノ井浩司君) 抗原検査キットにつきましては、市販されているもので、使用期限が短いもので2か月、長いもので2年程度あります。災害の備蓄品という観点から、できる限り長いものという方向で現在考えております。 また、購入スケジュールにつきましては、いつ避難所を使うか分かりませんので、この議案が通りましたら、できる限り早く購入をしたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 抗原検査キットの常備によって、より安心した避難所になって、ありがたいと思っております。ほかの備蓄品とともに今後の管理をよろしくお願いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 通告による質疑が終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 14番、
佐藤辰己君。
◆14番(
佐藤辰己君) それでは、質疑したいと思います。 実は、相対的な部分で反対がどうとかいうものではないんですが、ちょっと今まで思った部分と違いますので、隣保館のアスベスト工事の問題です。私自身、公共施設の中にはもうアスベスト問題はないのではなかろうかなという思いをしていましたので、ちょっと質問させていただきたいと思います。 隣保館に補正として1,650万円組まれております。これは、アスベスト工事ということであります。どういった内容の中で、これが判明して、この事業に及んだのか。ちょっと説明いただきます。
○議長(
衞藤竜哉君) 廣瀬人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(廣瀬宏一君) 今回補正で計上させていただきました隣保館の解体工事につきましては、解体設計の業務委託を行いまして、詳細にわたり調査、設計を行っていただきましたが、調査をする段階で、外壁の下地材につきましてアスベストを含むということが判明したところでございます。 したがいまして、これに伴う工事請負費の増額ということで、今回、補正の計上をさせていただいたところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 14番、
佐藤辰己君。
◆14番(
佐藤辰己君) 今、課長の話を聞くと、解体事業をするときの見積りと申しますか、その段階でアスベストが判明したという認識でいいんですね。 追加部分でありますので、できれば、それが分かるなら同じ部分で補正をすればいいのかなと。今の答弁では1,650万円を追加した部分で、先般の解体工事に入れればいいのではなかったのかなというふうに思うんですが、そういったことで、追加案件で、この工事について、どういった工事を、アスベストですから、解体とはちょっと違う施工でするのかなと。例えば、予防的な部分とか、対外的なこととか、いろんな部分は、内容的に若干分かる範囲でいいんですが、こういった工事内容の中で、普通の解体とは違いますよというところがあれば、説明願います。
○議長(
衞藤竜哉君) 玉ノ井
総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(
玉ノ井浩司君) アスベストの除去に関してですけれども、非常にデリケートな工事をいたします。アスベストが飛散すると、肺の中に入って発がんするといったおそれがありますので、外壁の下地ではありますが、こういった部分が解体によって飛散しないように、周りを覆って飛散しないようにするという形で工事していきます。それに対する金額が、非常に高いんですけれども、補正という形で上げさせていただいております。
○議長(
衞藤竜哉君) 14番、
佐藤辰己君。
◆14番(
佐藤辰己君) 特にアスベスト問題は、国でも大きな健康問題や、補償問題が出たりということがありますので、十分に注意をしながら、この工事に当たっていただきたいなと思うわけであります。 それと、もう一点、実は、先ほど申しましたように公共施設についてはもうアスベスト問題はないのではないかなという、ちょっと私は誤った認識をしていましたので、学校現場とか、いろんな公共施設がありますよね。今度、いろんな施設の解体が今年度、新年度に向けてあるわけなんですが、時としてそういうことも起こり得るということを、私ども議員としては認識していなければならないのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 玉ノ井
総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(
玉ノ井浩司君) アスベストの基準につきましては、ここ近年、非常に厳しくなっております。以前、ここまで厳しくはなかったんですけれども、解体するに当たっては、これから詳細な調査が必要になってきます。また学校等を解体するに当たっては、今までアスベストとして認識されていなかった部分がアスベストとして認識される可能性は非常に高いということで、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
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△散会の宣告
○議長(
衞藤竜哉君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これで散会します。 次の開議は、9月30日午前10時とします。 散会 午前11時21分...